
曹洞宗岐阜県青年会 創立50周年記念大会
曹洞宗岐阜県青年会は昭和51年に設立され令和7年度に創立50周年を迎えます。この度、仏道の本旨を再確認し、社会や宗門内に広がる課題に向き合いたいと考え、記念大会を開催いたします。
現代社会では宗教や僧侶に対する不信感が強まり、また寺院の後継者不足や僧侶自身の危機意識の欠如も深刻です。さらに、成果主義や自己実現への過剰な期待が人々に生きづらさをもたらしています。私たちも含め、この閉塞感の中で、「幸せとは何か」「自分とは何か」を問い直す必要があると考えています。
講師としてお迎えするのは株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサーである鈴木敏夫さんです。同氏の著作や発言には、禅の思想との深い共鳴が見られ、とりわけ『禅とジブリ』での対談は大きな示唆を与えてくれました。
大会テーマは『半途(はんと)を生きる』。
“道半ばにあること”を仏道とする禅の教えに立ち返り、「何かを成し遂げること=幸せ」という価値観を見直し、日々の務めの中にある充足を鈴木さんと共に見つめ直す場にしたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
大会はチケット制になります。こちらからお申し込みください。
https://sougisei50.peatix.com
